本ページには広告(各社公式サイトへのアフィリエイトリンク、Amazon アソシエイト・楽天アフィリエイト)が含まれます。紹介料の有無で候補の並び順や評価は変えていません。
選び方/公開
副回線(デュアルSIM)という選択肢:通信障害・災害時に備える月数百円の使い方
主回線と別の回線網を eSIM で追加しておくと、通信障害や災害時にどちらかがつながる備えになります。副回線に向くプランの条件、主回線との組み合わせ方、切り替えの手順を説明します。
この記事の要点
- 副回線(2 つ目の回線)は、主回線と別の回線網を選んでおくと、通信障害や災害で片方が使えなくなったときの備えになります
- 副回線に向くのは「月額が低い」「データは少なくてよい」「eSIM で端末に追加できる」プランです。使い方によっては月数百円の枠で持てます
- 電話番号が要るか、データだけでよいかを先に決めると、候補が絞れます
なぜ副回線を考えるのか
スマホの通信は 1 社に頼っていることが多く、その会社の回線網に障害が起きると、電話もデータ通信も一度に使えなくなります。大手の事業者でも、大規模な通信障害は起きています。総務省の電気通信事故検証会議は、2022 年 7 月に発生した KDDI の通信事故など、一定規模以上の事故について報告書を公表しています。このときは数日間にわたって音声通話やデータ通信が使いにくい状態が続きました。
災害のときも同じです。基地局の停電や設備の損傷で、地域や事業者によってつながりやすさが変わります。片方の回線網が使えなくても、もう片方でつながれば、家族への連絡や情報収集ができます。
副回線は「安くするため」ではなく「止まったときの備え」として持つものです。月額が上がる分と、つながらない時間が減ることを比べて決めてください。
副回線を選ぶときの判断の軸
軸 1:主回線と別の回線網か
いちばん大事な条件です。同じ回線網の 2 回線では、障害のときに両方止まります。
- 主回線がドコモ系なら、副回線は au 系・ソフトバンク系・楽天モバイルのいずれかの回線網
- 格安 SIM(MVNO)は、他社の回線網を借りて提供しています。どの回線網を借りているかを公式ページで確認し、主回線と別のものを選びます
診断の結果ページでは、各候補が自社の回線か借りた回線かを表示しています。借りた回線の場合、どの回線網かは各社の公式ページでご確認ください。
軸 2:月額が低いか
副回線は普段ほとんど使いません。基本料が低い、または使わない月は月額がかからない枠があるプランが向きます。診断では、基本料 0 円または月 500 円未満の枠があり eSIM に対応しているプランを「副回線向き」として一致数に数えています。「0 円」の枠には条件(一定期間使わないと回線が止まる、トッピングの購入が前提など)があります。条件は公式ページで確認してください。
軸 3:eSIM で追加できるか
物理的な SIM カードが 1 枚しか入らない端末でも、eSIM に対応していれば 2 つ目の回線を端末の中に追加できます。SIM カードの郵送を待たずに開通できるので、障害が起きてから申し込む場合にも向きます。ただし、その時点で主回線が止まっていると本人確認の SMS が受け取れないことがあるので、平時に用意しておく方が確実です。
軸 4:電話番号が要るか
- データだけでよい:LINE などのアプリ通話と情報収集が目的なら、データ通信だけの枠でも足ります。ただし、当サイトの診断はデータ専用の事業者を対象にしていません
- 電話番号も要る:110・119 などの緊急通報や、家族からの着信を受けたいなら音声通話つきの回線にします。診断の候補はすべて音声通話つきのプランです
軸 5:主回線の使い方と組み合わせて考える
副回線を持つなら、主回線の容量を少し減らして合計を抑える組み方もあります。反対に、副回線にデータをたくさん持たせる必要はありません。障害のときに数日間、連絡と情報収集ができる量(数 GB)があれば足ります。
端末側の設定(デュアル SIM)
2 回線を入れた端末では、次の 3 つを決めます。機種によって画面の名前は違います。
- モバイルデータ通信に使う回線:普段は主回線。障害のときに副回線へ切り替える
- 音声通話の既定の回線:電話をかけるときにどちらの番号を使うか
- 副回線の状態:普段はオンにしておき、着信と SMS を受けられるようにする(オフにしていると、いざというときに開通の確認から始めることになる)
障害が起きたときの手順(データ通信の回線を切り替える)を、家族にも共有しておくと、いざというとき迷いません。
条件に合う選択肢の見つけ方
副回線を持つための診断では、回線数 1・データ〜3GB・eSIM 対応端末・副回線を重視、という条件を最初から入れてあります。結果には、月額の低い順に候補が出て、自社回線か借りた回線かも表示されます。主回線の回線網と別のものを選んでください。
| 条件 | 確認する場所 | |---|---| | どの回線網か(自社か、借りているならどこか) | 公式ページの「対応回線」「ネットワーク」の項目 | | 使わない月の月額と、その条件 | 公式ページの料金表と注記(利用停止の条件を含む) | | eSIM に対応しているか、開通の手順 | 公式ページの「eSIM」「開通手続き」 | | 音声通話つきか、SMS が使えるか | 公式ページのプラン種別 |
出典
- 総務省「電気通信事故検証会議 報告書」(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/tsuushin_jiko_kenshou/02kiban05_04000542.html 、2026-09-09 確認)
- 総務省「携帯電話ポータルサイト Q3. 端末を変えずに乗り換えられるの?」(SIM ロック・対応バンド・eSIM の説明。https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/keitai_portal/gimonkaiketsu/q_3.html 、2026-09-09 確認)
- 各社の公式料金ページ(診断の候補に表示される出典 URL と確認日を参照)
編集部は紹介しているサービスを実際に契約して使ったわけではありません。使用感ではなく、公式ページの条件と公開資料に基づいて書いています。