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ガイド/公開
乗り換え(MNP)の手順チェックリスト 2026年版:ワンストップ方式・eSIM・家族回線の順番
MNP 予約番号が不要になったワンストップ方式、eSIM での切り替え、家族の回線をまとめて動かすときの順番を、契約前に確認することと合わせてチェックリストにしました。
この記事の要点
- 電話番号を変えずに乗り換える MNP は、2023 年 5 月から「ワンストップ方式」が始まり、乗り換え先の Web で申し込むだけで進められる組み合わせが増えました
- 乗り換え前に確認するのは、違約金・端末の残債・家族割やセット割・オプション・キャリアメール・ポイントの 6 つです
- 家族の回線をまとめて動かすときは、割引の起点になる回線を最後にし、名義と支払方法を先に確認します
1. 乗り換えの流れを知る
ワンストップ方式とツーストップ方式
総務省の携帯電話ポータルサイトによると、2023 年 5 月 24 日から主要な事業者で MNP ワンストップ方式 が始まりました。従来は乗り換え元で「MNP 予約番号」を取ってから乗り換え先に申し込む必要がありましたが(ツーストップ方式)、ワンストップ方式では乗り換え先の Web サイトで申し込むと、手続きの途中で乗り換え元のマイページにログインして解約を確認するだけで済みます。
ただし、乗り換え元と乗り換え先の両方がワンストップ方式に対応している必要があります。対応していない組み合わせでは、従来どおり予約番号を取ってから申し込みます。対応している事業者の一覧は総務省のページで公開されています(2024 年 9 月 30 日時点で 16 事業者)。
かかる費用
同じく総務省のページには、乗り換えにかかる費用の目安として次の記載があります(2026-09-09 確認)。
- MNP 転出手数料:Web での手続きは無料、電話や店舗では 1,100 円以下
- SIM ロック解除の手数料:Web では無料、電話や店舗では 3,300 円程度
- 乗り換え先の契約事務手数料または SIM カード代金:おおむね 3,300 円前後。店舗での手続きで発生しやすい
金額は事業者や手続き方法で変わります。契約前に公式ページで確認してください。
2. 乗り換え前のチェックリスト
総務省が挙げている「乗換えのチェックポイント」を、順番に確認します。契約台帳に回線ごとに書いておくと、家族分をまとめて見られます。
- [ ] 違約金:定期契約の途中で解約すると発生することがある。2019 年 10 月以降の新しいプランでは上限が 1,100 円とされている
- [ ] 端末の残債:分割払いが残っていると、解約後も支払いが続く。残額と残り回数を確認する
- [ ] 家族割・セット割:外れると残った回線の料金が上がる。起点になる回線を確認する(家族のスマホ代を見直す手順)
- [ ] オプション:乗り換え元で付けている有料オプションは、解約しないと請求が続くことがある
- [ ] キャリアメール:乗り換えると使えなくなる。残したい場合は各社の「メール持ち運び」サービス(月額あり)を確認する
- [ ] ポイント:乗り換え元のポイントが解約と同時に失効する場合がある。使い切ってから手続きする
乗り換え先については、サポートの方法(店舗・電話・チャット)、支払方法(口座振替に対応しているか)、セット割の対象になるか、使いたいアプリやサービスが使えるかを確認します。
3. 端末をそのまま使うときの確認
- SIM ロック:2021 年 9 月 30 日以前に大手 3 社から購入した端末は、SIM ロックがかかっている可能性がある。解除は Web なら無料で手続きできる(総務省のページによる)
- 対応バンド:SIM ロックを解除しても、周波数の関係で電波がつながりにくいことがある。乗り換え先の「動作確認端末」の一覧で自分の機種を確認する
- eSIM:物理的な SIM カードではなく、端末に情報を書き込む方式。対応端末なら、SIM の郵送を待たずに開通できる
4. eSIM で切り替えるときの流れ
事業者ごとに画面は違いますが、おおむね次の順です。
- 乗り換え先で申し込む(本人確認書類、支払方法、MNP の情報)
- 審査が終わると、eSIM の設定案内(QR コードやアプリでの手続き)が届く
- Wi-Fi につないだ状態で端末に eSIM を追加する。古い回線は開通手続きの完了で自動的に止まる
- 電話とデータ通信が使えるか確かめる。使えなければ、モバイルデータ通信に使う回線が新しい方になっているか設定を見る
古い SIM カードは、開通が終わってから外します。開通前に外すと、認証の SMS が受け取れなくなることがあります。
5. 家族の回線をまとめて動かすときの順番
- 名義と支払方法を確認する。回線ごとに名義が違えば、手続きは名義人ごとになる
- 割引の起点になる回線(主回線)は最後に動かす。先に動かすと、残った回線の割引が外れる
- 子どもの回線は、フィルタリングなどの設定を乗り換え先でも用意しておく
- 乗り換え先で家族割の申し込みが必要なら、全回線が移ってから申し込む
- 1 回線目で手順を確かめてから、残りの回線を続ける。同じ日に全部を動かす必要はない
6. 乗り換えたあと
- 乗り換え元の最終月の請求を確認する(日割りかどうか、オプションの解約が反映されているか)
- 乗り換え先の初回の請求を確認する(事務手数料、割引の適用開始月)
- 契約台帳に、新しい契約日・更新月・端末の支払い終了月を記録する。次の見直し時期が自動で出ます
契約前に確認すること
- 公式ページの最新の料金・条件と、契約時に示される重要事項説明
- 初期契約解除(契約書面の受領から 8 日以内など、条件つきで契約を解除できる制度)の条件。総務省の「消費者保護ルール」のページで制度の概要を確認できます
出典
- 総務省「携帯電話ポータルサイト Q1. 電話番号を変えずに乗り換えられるの?」(https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/keitai_portal/gimonkaiketsu/q_1.html 、2026-09-09 確認)
- 総務省「携帯電話ポータルサイト 2 乗換えの基本と費用を知ってる?」(https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/keitai_portal/norikae_2.html 、2026-09-09 確認)
- 総務省「携帯電話ポータルサイト 3 乗換えのチェックポイントは?」(https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/keitai_portal/norikae_3.html 、2026-09-09 確認)
- 総務省「携帯電話ポータルサイト Q3. 端末を変えずに乗り換えられるの?」(https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/keitai_portal/gimonkaiketsu/q_3.html 、2026-09-09 確認)
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